「外壁タイルのメンテナンスを考えているが、知識がなくて困っている」
「メンテナンスの詳細が気になるので、時期や費用について知りたい」

皆様に向けて、外壁タイルのメンテナンスを行う時期と費用の目安について紹介します。

□外壁のタイルをメンテナンスする時期について解説します！

メンテナンス時期を判断する方法を2つ紹介します。

1つ目は、経過年数で決める方法です。
外壁タイルのメンテナンス期間の目安は7年～10年です。
この年数は、タイルの目地が劣化する状況を踏まえて算出されています。

したがって、この年数に合わせて目地の状態を確認するようにしてください。
目地の状態を確認する際は、タイルの剥がれ具合や割れ具合を併せて確認しましょう。

2つ目は、外壁の劣化状況から判断する方法です。
外壁タイルの劣化状況は以下の4つの観点を参考にして判断してください。

1つ目は、目地がすり減っているかどうかです。
2つ目は、タイルの割れ具合が目立つかどうかです。
3つ目は、タイルが剥がれ落ちているかどうかです。
4つ目は、タイルが汚れているかどうかです。

目地がすり減ると見栄えが悪くなる他、すり減った部分から雨水が入り込み、タイルの内部が腐食する可能性があります。
タイルが割れている場合も同様に、雨水の浸食による劣化が起きるため注意してください。
タイルの剥がれには、再接着という方法を取りましょう。
汚れが目立つ場合は、洗浄もしくは交換を行う必要があります。

□メンテナンスにかかる費用の目安を紹介します！

今回は、タイルが汚れている場合と、目地が劣化している場合の2つの事例でかかる費用の目安を紹介します。
タイルが汚れている際は、高圧洗浄もしくは中性洗剤を使用して個人で洗浄する場合が多いです。
高圧洗浄を選択する場合、1平方メートル当たり200円～300円の費用が発生します。

目地が劣化している場合は、目地を増し打ちしたり、打ち替えしたりする必要があります。
モルタルが欠けた場合は補修しましょう。
目地の打ち増し、打ち替えには、1メートル当たり700円～1200円の費用が発生します。
モルタルを補修する場合は、1か所当たり500円～700円が目安です。

□まとめ

ここまで、外壁タイルのメンテナンスをお考えの方に向けて、外壁タイルのメンテナンスを行う時期と費用の目安について紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
外壁タイルの劣化は放置すると状況が酷くなる場合が多いです。
見つけ次第、専門業者へ連絡し、適切な対処を行うようにしてください。