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塗装に用いる塗料にお悩みの方へ!耐候性の高い塗料を紹介します!
2022年02月12日(土)
「耐候性に優れた無機塗料とはどのようなものか」
「耐候性の高さを最大限に生かすにはどうすればいいのかな」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、耐候性が高い無機塗料と、耐候性を発揮させるための注意点についてご紹介します。
□耐久性が高い無機塗料について
無機塗料とは、無機物を成分としており、寿命が長く耐候性が高い塗料です。
紫外線などにも強く、15年以上の耐候性を実現しています。
メリットとしては、やはり耐候性が1番ですが、それ以外にも挙げられます。
1つ目は、不燃性です。
主成分が炭素を含まないため、有機燃料と比較すると、燃えづらいという特徴を持ちます。
万が一の際にも、二次災害の確率を防げるのは大きな利点です。
2つ目は、カビや苔が発生しにくいことです。
栄養分となる有機物が少ないため、それらの発生を防げます。
苔の根から発生する根酸という成分は、屋根の素材自体を劣化させますが、これを防げることも大きなメリットです。
一方、デメリットとしては、ヒビ割れのしやすさが挙げられます。
無機物を主成分に使っていることから、皮膜が硬いという特徴があります。
外壁表面にヒビが入ってしまった場合、塗膜もヒビ割れを起こす可能性があります。
以上が、無機塗料についてでした。
□耐候性の高さを発揮させるための注意点について
ここでは、塗料自体の耐候性の高さを十分に発揮させるための注意点についてご紹介します。
以下2点が守られているかを確認しましょう。
*基準散布量について
各塗料メーカーは、1平方メートルあたりどのくらいの量を塗るかという基準を定めています。
基準通りに塗らなければ、塗膜の厚みなどの影響で耐候性は十分に発揮されません。
外壁塗装の見積書には、何缶分の塗料を使うかが明記されています。
工事後に確認すると、施工不良などもすぐに見抜けます。
*乾燥時間について
塗料は、空気中に水分や溶剤成分が揮発して塗膜になります。
十分な乾燥時間を取らないと、塗膜の付着強度が得られず、数年で剥がれてしまいます。
塗料カタログなどに記載されているので、ぜひチェックしてみてください。
□まとめ
今回は、耐候性の高い無機塗料と、耐候性を発揮させるための注意点についてご紹介しました。
当初の疑問が解決できたのではないでしょうか。
塗料の耐候性を知るのはもちろん、それを発揮する方法も実践することが大切です。
何かご不明点やご質問等がありましたら、当社へお気軽にご連絡ください。
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