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塗料の違いが気になる方へ!有機塗料と無機塗料の特徴を解説します!
2022年02月20日(日)
「自宅で使用する塗料に関心があるが、知識が無くて困っている。」
「無機塗料と有機塗料の違いが気になるので、具体的に教えて欲しい。」
このような悩みを持たれている方は多いでしょう。
そんな皆様に向けて、無機塗料と有機塗料の違いを双方のメリットに焦点を当てて解説します。
お客様のお悩み解決に役立ててください。
□無機塗料の特徴とメリットについて
鉱物をはじめとした無機物で成り立つ塗料を無機塗料と言います。
メリットは大きく2つあります。
1つ目は、対候性に優れていることです。
有機塗料の中でも耐候性が高いと言われるフッ素塗料やシリコン塗料は、10年以上の耐候性を備えています。
しかし、無機塗料はこの10年を大きく上回る20年以上の耐候性を備えています。
耐候性が高いと、塗料の艶や色が長時間綺麗なまま維持できます。
外観を気にする方には非常におすすめの性能です。
2つ目は、汚れにくいことです。
無機塗料は優れた親水性を持っています。
親水性が高いと、雨が降った際に汚れが雨水で洗い流されるので、汚れが溜まりにくくなるのです。
また、無機塗料はこの親水性に加えて、静電気の発生を抑制する機能も併せ持っています。
塗装面に静電気が生まれると、空気中のゴミが塗装面に付着しやすくなるので、汚れの原因となるコケやカビが発生してしまいます。
カビは見た目だけでなく、人体にも害を与える可能性があるため、発生を防げる無機塗料はかなりの重役を果たしてくれます。
□有機塗料の特徴とメリットについて
合成樹脂を含んだ化合物でできている塗料を有機塗料と言います。
こちらも大きく2つのメリットがあります。
1つ目は、ひび割れが起きにくいことです。
建物の外壁は、地震をはじめとした外部要因によってひび割れることが多いです。
ひび割れが生じると、ひびの間から雨水が侵入するため家の耐久性が大きく下がってしまいます。
有機塗料には伸縮性があるため、外部環境によって生じるひび割れの危険性を減らしてくれるのです。
2つ目は、幅広い種類の塗料が存在することです。
有機塗料を生産するメーカーが多岐に渡るため、塗料の種類や価格帯が幅広く存在します。
ご自身の設定した予算や使用用途に合わせて、柔軟に塗料を選べる点が大きなポイントです。
□まとめ
ここまで、自宅で使用する塗料に関心がある方に向けて、有機塗料と無機塗料の違いを双方のメリットに焦点を当てて紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
使用用途や重視するポイントによって、使用する塗料の種類は大きく変わります。
双方とも一長一短があるので、特徴をしっかり確認しましょう。
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