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スレート屋根のカバー工法とは?費用や相場についても解説します
2022年04月09日(土)
みなさんはカバー工法という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。
この記事では、スレート屋根の工事でよく行われるカバー工法の概要と費用相場について解説します。
□スレート屋根のカバー工法とは?
カバー工法とは屋根の工事方法の1つで、屋根の上に新しい屋根材をかぶせる施工方法です。
アスベストが含まれている屋根であっても、カバー工法であれば残存物を排出せずに工事できます。
スレート屋根のカバー工法には「直接下葺き材カバー工法」「野地板増し張りカバー工法」の2種類があります。
それぞれの方法について詳しく解説します。
直接下葺き材カバー工法は、既存の野地板の状態が良い時に施工される工事方法です。
野地板とは、屋根材を支えるために張る板をいいます。
古い屋根の上に、直接防水シートを張って新しい屋根を重ねます。
この工法が使えるのは、下地になる古い屋根の状態が良い時だけですので、注意してくださいね。
野地板増し張りカバー工法は、既存の野地板の状態が悪い時に施工される工事方法です。
古い屋根の上に野地板を張って、その後防水シートと新しい屋根を仕上げます。
□スレート屋根のカバー工法の費用相場をご紹介します!
結論から申し上げますと、スレート屋根のカバー工法に必要な費用は、1平方メートルあたり1万円と足場代20万円が目安です。
例えば、60平方メートルの屋根であれば、税抜きで80万円、税込みで88万円の計算になります。
しかしこれはあくまでも目安で、屋根カバー工法の価格が変動することがあります。
主な理由は「屋根材や施工方法」「屋根や住宅環境」の2つです。
*屋根材や施工方法
当然ですが、屋根材や防水シート、下地材を高品質なものにすると、それに伴って価格も高くなります。
屋根材だけではなく、施工方法によっても費用は変わってきます。
例えば、屋根材本体を釘ではなく耐風性能を考慮したビス留めにすると、工事費用は高くなります。
*屋根や住宅環境
屋根面の数や下屋根の長さでも、工事費用は大きく変わります。
屋根面が2つの切妻屋根に比べて、屋根面が5つや6つもある複合屋根では使用する板金部材の数が3倍以上にもなります。
下屋根とは、1階の玄関や居室の上にある屋根のことです。
下屋根があると屋根面が増え、使用する板金部材が多くなります。
□まとめ
スレート屋根のカバー工法や相場費用について解説しました。
カバー工法には2つの方法がありますので、ご自身の計画にあった種類を選んでくださいね。
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