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塗装の前処理として行う素地調整の中でもケレンは重要な工程です!
2022年04月20日(水)
外壁塗装をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、ケレンについてです。
ケレンは塗装の前処理として行う素地調整の中でも重要な工程です。
そこで今回は、ケレンの目的とケレンの重要性、その種類について紹介します。
□ケレンの目的について解説します!
まず、ケレンとは、清浄な被塗面をつくることです。
基本的に、鉄でできた素材に行う素地調整のことを言います。
塗料を塗る前に素地をキレイに整えることがケレンです。
ケレンを行う目的は2つあります。
1つ目は、塗布する部分を調整することです。
先ほども述べたように、塗布面を整えることがケレンの目的の1つです。
塗料の効果を最大限に発揮するためには、被塗面に対して塗膜が確実に密着していなければなりません。
そのため、水分やほこり、さびなどの付着物を塗布する前に取り除く作業であるケレンを行います。
2つ目は、付着性を向上させることです。
ケレンのもう1つの目的は、被塗面に凹凸を付けて塗料の付着性を高めることです。
投錨効果(アンカー効果)と言って、表面に微細な凹凸を付けることによって、そこに塗料が入り込みしっかりと定着することで付着性が高まります。
つるつるの表面ではすぐに塗料が剥がれてしまう恐れがあり、これを防ぐために被塗面に凹凸を付けることもケレンの目的です。
□ケレンの重要性と種類について解説します!
*ケレンの重要性
ケレンを充分に行わずに塗装した場合、美しくに塗装できない上に、塗装して数ヶ月も経たないうちにさびが発生したり、塗料が剥がれてきたりします。
塗料の効果を最大限に発揮させるためには、ケレンは必要不可欠だといえます。
*ケレンの種類
1つ目は、1種ケレンです。
腐食が激しい場合に行われるのが1種ケレンです。
表面に研磨剤を高速で吹き付けて、表面を洗浄するブラスト工法や酸洗浄で完全に腐食を取り除きます。
2つ目は、2種ケレンです。
さびや剥離がひどい場合に行われるのが2種ケレンです。
2種ケレンでは、電動ブラシやディスクサンダーなどの電動工具を使用します。
腐食の進行具合によっては、ケレンができない場合があります。
3つ目は、3種ケレンです。
部分的にさびている箇所に行われるのが3種ケレンです。
そのため、劣化していない塗膜は残します。
3種ケレンでは、電動工具と手工具を使ってさびや塗膜を取り除きます。
4つ目は、4種ケレンです。
手工具だけでケレンできる場合に行われるのが4種ケレンです。
さびがあまり広がっていないときに行われます。
□まとめ
今回は、ケレンの目的と、ケレンの重要性と種類について紹介しました。
ケレンは、素地調整として非常に重要な処理なので、外壁塗装をする際は、ケレンがしっかり行われているか注意するようにしましょう。
外壁塗装をお考えの方は、お気軽にプロタイムズ宇治店までご連絡ください。
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