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alc外壁とは?メリットとデメリットをご紹介します!
2022年04月26日(火)
外壁をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、ALC外壁の性質です。
「ALC外壁とはどんな外壁なのか」と、疑問に思っている方も多いと思います。
そこで今回は、ALC外壁の基礎知識と、ALC外壁のメリット・デメリットについて紹介します。
□ALC外壁の基礎知識について解説します!
ALC外壁はコンクリートの1種で、軽量気泡コンクリートとも言われています。
ALCは、コンクリートでありながら内部に気泡の穴が開いているため、水に浮くほど軽い素材です。
また、この気泡に含まれている空気が層をつくり、熱が伝わるのを抑制します。
つまり、ALCは軽く断熱性が高いことが特徴の素材だといえます。
また、耐久性・耐火性にも優れているため、外壁以外にも屋根や床などにも採用されています。
□ALC外壁のメリット・デメリットをご紹介します!
*ALC外壁のメリット
1つ目は、軽いことです。
先ほども述べたように、ALCは軽いことが大きなメリットです。
実際に、その重さは通常のコンクリートの4分の1ほどになります。
そのため、ALC外壁の建物は軽量化され、地震の際の揺れや構造体にかかる負担が減少します。
2つ目は、火に強いことです。
ALCは不燃材料でできているため、火に強いこともメリットです。
また、無機質の材料が原料なので、もし火災が起こったとしても有毒なガスや煙が出る心配はありません。
3つ目は、断熱性が高いことです。
断熱性に優れていることも先ほど紹介しましたが、その性能は通常のコンクリートの10倍になります。
4つ目は、遮音性が高いことです。
ALC内部の気泡に含まれている空気がつくる層は、断熱性を高めるだけでなく、遮音性も高めます。
5つ目は、耐久性が高いことです。
ALCの内部には、鉄筋マットやメタルラス(スチール製の金網)が組み込まれています。
そのため、高い耐久性を発揮します。
6つ目は、デザインの自由度が高いことです。
ALCには、表面にデザイン加工が施された「意匠パネル」と呼ばれるものがあります。
また、塗装によってカラーリングができるので、デザイン性にも優れています。
*ALC外壁のデメリット
1つ目は、水を吸収しやすいことです。
ALC自体に防水性はなく、逆に水を吸収しやすい性質を持っています。
そのため、表面に吸水・吸湿対策をすることが大切です。
2つ目は、左官仕上げや石張りには向いていないことです。
なぜなら、ALCに左官仕上げをすると剥離や漏水の危険があるからです。
また、ALCは、表面強度が通常のコンクリートよりも小さいので、重量のある石材やタイルを直張りすることはできません。
□まとめ
今回は、ALC外壁の基礎知識と、ALC外壁のメリット・デメリットについて紹介しました。
ALCは軽い上に耐久性や断熱性などに優れていますが、外壁に採用する場合は、共に用いる塗装が重要になるので注意しましょう。
ALC外壁をお考えの方は、お気軽にプロタイムズ宇治店にご相談ください。
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