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シーリングの乾燥時間はどれくらい?種類別に解説!
2022年05月04日(水)
「シーリングの乾燥時間について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃるでしょう。
また、シーリングではなく、コーキングという言葉を耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、コーキングとシーリングの違いと、シーリングの乾燥時間についてご紹介します。
□コーキングとシーリングの違いとは?
コーキングとシーリングは同じものを指しており、専門業者やメーカーによって呼び方が分けられているだけです。
コーキングとシーリングで使う充填剤のことを、それぞれコーキング材、シーリング材と呼びます。
呼び方は、呼ぶ人や建築現場によりますが、基本的にどちらの呼び方でも通じます。
JIS規格の定義によれば、構造の目地や間隙部に充填し、気密性や防水性などを発揮させる材料のことをシーリング材といいます。
また、鉱物質充填剤と展色材を混ぜてつくったペースト状のシーリング材のことを油性コーキング材といいます。
つまり、押出し機を用いて施工するペースト状のシーリング材を油性コーキング、それ以外をシーリング材としています。
油性コーキングは、最近ではほとんど使用されなくなりましたが、以前の名残としてコーキングと呼ぶ人が今でもいるのです。
□シーリングの乾燥時間について
ここでは、シーリングの乾燥時間についてご紹介します。
シーリングが乾燥する時間は、表面硬化、皮膜硬化、完全硬化の3段階に分けられます。
1段階目の表面硬化とは、塗膜の表面に触れるのみであれば問題ない状態のことです。
手で触れたときに糸を引いたり、指についたりする場合は、この段階は完了していません。
2段階目の皮膜硬化とは、塗膜表面が乾燥している状態のことです。
基本的にこの状態であれば、塗装を行っても問題ないといえます。
3段階目の完全硬化とは、内部まで乾燥し、シーリングが完了した状態のことです。
この後に強い衝撃を与えたり、水で濡らしたりしても、変形や剥がれは見られません。
また、具体的な乾燥にかかる時間については、シーリングがウレタン系か、変形シリコン系かによって異なります。
ウレタン系では、表面硬化に約2時間、皮膜硬化に約4時間、完全硬化に約3~7日かかります。
一方、変形シリコン系では、表面硬化に約1時間、皮膜硬化に約1.5時間、完全硬化に約3日かかります。
□まとめ
本記事では、コーキングとシーリングの違いと、シーリングの乾燥時間について解説しました。
今回の記事を参考に、シーリングの乾燥にどれくらいの時間を要するのかしっかり把握しておいてくださいね。
シーリングについて何か気になることがあれば、ぜひプロタイムズ宇治店にご相談ください。
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