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立平葺きと縦ハゼ葺きの違いとは?それぞれの特徴を解説!
2022年05月06日(金)
屋根の葺き替えをお考えの方で、金属屋根を検討している方は多いと思います。
金属屋根は、屋根材が軽く、地震に強い屋根です。
そして金属屋根に関して、立平葺きや縦ハゼ葺きという言葉を聞いたことのある方は多いと思います。
そこで今回は、立平葺きと縦ハゼ葺きの違いに関して、それぞれの特徴を紹介します。
□立平葺きの特徴について紹介します!
立平葺きは金属屋根の1種です。
金属屋根の葺き方は、軒に対して垂直に葺く縦葺きと、水平に葺く横葺きがあります。
立平葺きは、縦葺きに分類され、屋根の頂点から軒まで1枚の板金で構成されていることが特徴です。
そのため、屋根につなぎ目がなく、屋根材の下に雨水が浸入するのを防いでくれます。
立平葺きは防水性能に優れているので、雨漏りの心配をなくしたい方におすすめです。
また、立平葺きは、金属屋根の中で最も軽いため、屋根の重量が抑えられ地震に強い住宅にできることも特徴です。
立平葺きのメリットとして、メンテナンスしやすいことも挙げられます。
立平葺きは、凸部に木材が使用されていないので、腐食の心配がありません。
また、耐用年数が長いことや工期が短く費用が安いこともメリットです。
立平葺きには、ガルバリウム鋼板が使われています。
ガルバリウム鋼板は、錆びにくく価格が安いという特徴があります。
そのため、耐用年数が20年と長く、長尺の屋根材を固定していく工法は、費用を抑えることにつながります。
しかし、金属屋根であるがゆえに、雨音がうるさくなるのがデメリットです。
立平葺きは長尺の屋根材なので、他の屋根材より雨音が響きます。
また、室温が上がりやすいこともデメリットです。
金属屋根は、他の屋根材よりも熱を吸収します。
そのため、遮熱塗料や断熱材でカバーすることが大切です。
□縦ハゼ葺きの特徴について紹介します!
立平葺きの1種が縦ハゼ葺きです。
縦ハゼ葺きは、屋根板金同士のつなぎ目を折り曲げ処理した施工方法です。
ハゼとは、板金加工用語の1つで、折り曲げられた金属板同士の接続部を指しています。
これまでの施工方法であった瓦棒葺きとは違って、芯材の木を使用せずに板金同士の折曲げで屋根材を固定するため、腐食する部分がないことが特徴です。
また、太陽光パネルを設置する場合でも屋根に穴を開ける必要がないため、防水性が低下することがないのも特徴です。
□まとめ
今回は、立平葺きと縦ハゼ葺きの違いについて、それぞれの特徴を紹介しました。
立平葺きは高い防水性が特徴です。
そのため、雨漏りのリスクを減らしたい方は検討することをおすすめします。
屋根の葺き替えをお考えの方は、お気軽にプロタイムズ宇治店までご相談ください。
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