アパートで雨漏りが発生してしまった場合、どう対処したら良いかわからないという方は多いです。
そこで今回は、マンションで雨漏りが起きる原因と対処方法を紹介します。
この記事を参考にして正しい対処を行ってくださいね。

□アパートで雨漏りが起きる原因は？

最上階で考えられる原因は次の3つです。

1つ目は、屋上からの水漏れです。
屋上に施されている防水施工が経年劣化することによって、雨水が入り込むことがあります。

2つ目は、外壁の劣化・破損です。
外壁が紫外線や雨水などによって劣化することは少なくありません。
外壁のひび割れや外壁内部の損傷から雨漏りが発生します。

3つ目は、窓から水が入ることです。
実は、サッシがゆがんだりシーリングが劣化することによって、窓から漏水することはよくあります。

続いて、最上階以外で考えられるのは次の４つです。

1つ目は、水道トラブルです。
壁内に設置されている配管が破損することで水道トラブルが発生することがあります。

2つ目は、人的トラブルです。
他の住民の行動によって上層階の配管に異変が生じると、雨漏りの原因になることがあります。

3つ目は、上層階のベランダが原因の場合です。
部屋の真上が上階のベランダという場合は、ベランダの亀裂や排水管に問題があることも少なくありません。

さらに、最上階と同様に外壁や窓からの雨漏りもあるため注意が必要です。

□対処方法は？

実際に雨漏りを見つけたら、早急な対処が必要です。
詳しく対処方法を解説するので、参考にしてくださいね。

まずは、大家さんもしくは管理会社に報告しましょう。
雨漏りを放置してしまうと、のちのち大家さんだけでなく近隣住民とのトラブルに発展する場合もあります。

続いて、家主の修繕義務についてお伝えします。
マンションなどの家主は部屋の現状維持を全うする義務があります。
ただし、借主の過失や生活の支障にならない程度の雨漏りについては適用されないこともあります。

問題は、修繕義務の適用の基準があいまいなことが少なくないことです。
実際に雨漏りが発生したときに困ることがないように、契約時に基準を明確化し、書面にして残しておくことをおすすめします。

□まとめ

今回は雨漏りが発生したときの対処方法を紹介しました。
急に雨漏りが発生したら誰でも慌ててしまうものです。
できるだけ早く対処して被害が建物自体に及ぶことを避けましょう。
修理をした後のトラブルを防ぐことも覚えておいてくださいね。