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木下の10月2週目のつぶやき

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みなさん、こんにちは。
外装劣化診断士の木下です。

今日はブロック塀の塗装について書きたいと思います。

最近は、オープン外構といって塀やフェンスで囲わない家が多いですが、ポストやインターホンを取り付けるための小さな壁(門塀)はほとんどの家にあるので、大なり小なりブロックで作った壁はまだまだ多く存在していますね。

家の塗り替えをして綺麗になると、塀の汚れが気になって塗装したくなりますよね。
「あまった塗料でついでに塗っておいてよー」なんて話はよく聞きます。(笑)

無償工事なら不具合が発生しても、まだ納得できる範囲ですが有償工事だとそうはいかないですよね。

ご注意くださいね。
ブロック塀の塗装って意外とデリケートなんです。

こんなブロック塀をよく見かけませんか?
・塗装(塗膜)が多く剥がれている
・水ぶくれみたいに膨らんでいる
・色むらがすごい

色むらは、施工不具合の可能性が高いですが、上の2つのほとんどは知識不足の可能性が高いです。

ブロック塀のブロックはセメントを固めて形成したものなので、とにかく水を吸います。スポンジのように吸います。
ですので、雨が降ると地面や塀の上部などから雨水を吸ってしまうんです。
吸った水分は蒸発するために表面に現れてきますので、塗料で覆ってしまうと水分が抜けずに塗膜の裏に滞留して膨れたり剥がれたりするんですね。

ですので、結論を言いますと、ブロック塀は塗れるが塗料の種類を選ばないと長持ちしない場合がある!です。

でも塗りたいですよね(笑)
ちゃんと、ブロック塀専用塗料があります。
こういった塗料は、透湿性が高く湿気が内部に溜まりにくいので安心です。

ブロック塀や門塀を塗りたい!と思っている方は、参考にしてみてください。

ではまた。

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