「家の屋根材について悩んでいるが、知識がなくて困っている」
「トタン屋根を使用するか迷っているので、屋根の詳細について知りたい」
このような悩みを持たれている方は多いでしょう。
そんな皆様に向けて、トタン屋根の種類と、屋根を長持ちさせる方法について紹介します。

□トタン屋根の種類を紹介します！

大きく3種類のトタン屋根を紹介します。
1つ目は、波板トタン屋根です。
トタン屋根と聞いて、多くの方がイメージすると思われるのがこの波板トタン屋根です。

この屋根には、間隔の異なる波型が加工されています。
なぜ波型に加工されているのか気になる方もいるのではないでしょうか。
実は、トタン屋根は鉄板が薄いため、その強度不足を補うための方法として波型の加工がなされています。

2つ目は、瓦棒葺きトタン屋根です。
このトタン屋根は、雨漏りに非常に強いので、スレート屋根や日本瓦よりも、屋根の勾配を緩やかに作れるという特徴があります。

3つ目は、折板トタン屋根です。
このトタン屋根は、1つ目に紹介した波板トタン屋根よりも、鉄板の曲がり具合が大きくなっています。
一般住居ではなく、体育館や倉庫といった大型施設の屋根として使用されていることが多いです。

□トタン屋根を長持ちさせる方法を紹介します！

屋根の状態に応じて行うべきメンテナンス方法を2つ紹介します。
1つ目は、屋根にサビが生じている場合です。
トタン屋根は、定期的に塗装を行わないとサビが生じてしまいます。

メッキの亜鉛がサビ付いている状態であれば、サビを除いて再度塗装すると元の状態に戻せます。
しかし、鋼板がサビ付いてしまうと強度が落ちるので、屋根材自体を交換しなければならなくなる可能性があります。

2つ目は、雨漏りが起きている場合です。
屋根の変形や、サビ付くことによって穴があくと雨漏りが起こります。
見つけた際には、防水テープやシーリングを用いて穴を塞いだり、ブルーシートを用いて雨水が住宅の中に浸透したりしないように対処し、早急に専門業者へ修理を依頼してください。
屋根の破損が少ないと、上記のような応急処置でも何とかなりますが、住居を今後も長く維持していきたい方は、部分的に屋根材を交換することをおすすめします。

□まとめ

ここまで、トタン屋根を使用するか迷っている方に向けて、トタン屋根の種類と、屋根を長持ちさせる方法について紹介してきました。
トタン屋根は施工しやすいことから、壊れた際に屋根材を部分的に交換できたりもします。
トタン屋根で不具合やご不安なことがありましたら、プロタイムズ宇治店までお気軽にご相談ください。