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外壁塗装における下塗りの役割とサイディング塗装での下塗り材の種類をご紹介します!
2022年02月07日(月)
外壁と一言で言っても様々な素材があります。
例えば、サイディングという仕上げの板材で外壁を覆うものもあります。
素材が違えど、定期的なメンテナンスは必要で、メンテナンスを怠るとお家の劣化を進めてしまいます。
定期的なメンテナンスの役割を担う外壁塗装では、基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3工程あり、下塗りから丁寧に施工することが重要です。
今回は、外壁塗装で行われる下塗りの役割と下塗り材の種類を紹介します。
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの工程があります。この記事でサイディングの下塗り工程について知識をつけておきましょう。
□外壁塗装における下塗りの役割を解説します!
代表的な4つの役割を紹介します。
1-1上から塗る塗料の接着剤になることです。
下塗りを介さず上塗りと中塗りを行った場合、途中で剥がれ落ちる場合があります。
下塗りは、いわば接着剤のような役割を担っています。
1-2下地を補強したり、補修したりすることです。
補強内容は、下塗りに使用する塗料の種類によって異なります。
一例として、塗料の吸い込みを防ぐ効果があります。
1-3下地の色を隠すことです。
外壁の色を違うものに変えたいとお考えの方の中で、下地で本来の木材の色を消せることをご存じの方はいらっしゃいますか。
下塗り塗装を行えば、濃い色を綺麗に薄い色に塗り替えられるため、非常に便利です。
1-4外壁塗装に効果的な機能を持たせることです。
下塗りを行う際、防さび性や遮熱性を備えた塗料を使用すると外壁塗装にその効果を加えられます。
一般的に、外壁の機能には上塗り塗料の性能が影響します。
しかし、機能性を備えた下塗り塗料を使用すれば、下塗り塗料の効果を外壁塗装に加えられるのです。
□サイディングの下塗り材の種類を紹介します!
サイディングの下塗り材には大きく3種類あります。
2-1シーラーです。
シーラーとは、既存サイディングに染み込ませて上塗り材が吸収されないように防ぎ、上塗り塗料の密着性を高めます。
下塗りは最も重要です。
上塗り材や中塗り材には密着性がありません。
2-2プライマーです。
持っている役割はシーラーとほとんど同じです。
しかし、下地の材質がシーラーと異なります。
プライマーは、金属や鉄でできた下地に対して使用されます。
2-3フィラーです。
フィラーも上記2つの塗料と基本的な役割は同じです。
フィラーは吸収させるより、下地に新たな塗膜を作り出すものです。シーラーやプライマーは液状のものなので、フィラーのような厚みのある塗膜にはなりません。
ただし、塗料に厚みがあるため、下地にある凹凸やヒビ・シミを隠せるという特性を持っています。
このようにサイディングにも窯業系や金属系などの種類がありますので、適切な下地処理をしてくれる塗料が必要となります。
ちなみに金属系はプライマーが効果的です。
□まとめ
今回は、下塗りの役割と下塗り材の種類についてご紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
用途に応じて塗料を選択しなければ効果を発揮することが出来ません。
下塗りがきちんと行われていないと、中塗りや上塗りの効果を発揮することができなくなってしまいます。
塗装の専門知識が必要となりますので、建物にあった塗料を選んで提案してもらうことが最も重要です。
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