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屋根の結露が発生する原因や有効な対策をご紹介します!
2022年03月10日(木)
突然ですが、屋根に結露ができることをご存じですか。
屋根に結露ができることでさまざまな悪影響があります。
これらの悪影響を防ぐための対策をご存じない方も多いです。
そこで今回は屋根の中に結露ができる理由と結露に対する対策についてご紹介します。
□屋根の中に結露ができるのはなぜ?
ここでは屋根の中に結露ができる理由について解説します。
結露が発生する仕組みは冷えたガラスのコップの外側に水滴が発生する仕組みと同じです。
暖かく湿った空気が冷えたガラスコップの表面に当たることで冷やされ、水滴が発生します。
屋根では暖房によって暖められた空気が天井を超えて屋根裏に行きます。
屋根はもちろん冷えているので、その冷たい屋根に当たり、冷やされて水滴が発生します。
これらにより発生した水滴がカビや菌を屋根の中で繁殖させ、結果的に時間をかけて柱や梁などを腐食します。
カビや菌が繁殖することで家の劣化が進むだけでなく、せきやめまいなどを引き起こすので衛生的にも大きな影響を与えます。
そのため屋根での結露を防止する必要があります。
□屋根の中で結露発生を防止するための対策と費用とは?
ここでは屋根内の結露防止対策とそれに必要となる費用について3つ解説します。
*換気をこまめに行う
換気をこまめに行うことは屋根の結露とは関係ないと思われがちですが、とても重要な対策法です。
結露が起こる原因は暖まった空気と屋根の温度差にあるので、定期的に室内の気温と湿度を下げることで、外壁や窓の結露に加えて、屋根の結露を防げます。
これは無料で行えるため、おすすめです。
*石油ストーブなどは避ける
石油ストーブはとても暖まるため、冬には重宝されますが、これは湿気を大量に発生させます。
そのため結露を引き起こしやすいです。
そこで暖房にはエアコンや床暖房を使用すると良いです。
これらは湿気を増やさないため、石油ストーブよりも結露の発生を防止できます。
*防水シートを透湿ルーフィングにする
今使用されている屋根の下地が防水シートの場合は透湿ルーフィングに変えるのがおすすめです。
防水シートは通気性がないので湿気がたまりやすく、結露の原因になります。
費用は200万円から300万円程度かかってしまいますが、長い目で見ると家の腐敗を防げるので良いです。
□まとめ
今回は屋根の結露が発生する原因とそれに対する対策法についてご紹介しました。
屋根に結露が発生することによって、家族の健康に悪影響を及ぼしてしまいます。
今回の記事を参考に屋根の結露防止の対策をぜひ行いましょう。
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