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光触媒塗料って何?使用する前に押さえてきたいメリットとデメリットとは
2022年05月26日(木)
外壁塗装を検討されている方にぜひ知っていただきたいのが、光触媒塗料についてです。
光触媒塗料は塗料の中でも、耐久性や抗菌作用に優れた高級塗料であると言われています。
今回は、そんな高い機能を持つ光触媒塗料の基本情報や、使用するメリットとデメリットを解説します。
□光触媒塗料って一体何?
光触媒塗料は塗料の中でも優れた性能を備えた塗料ですが、中にはあまり馴染みのない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここでは光触媒塗料の基本情報をご紹介します。
光触媒塗料とは、汚れやウイルスに対してセルフクリーニング機能や抗菌作用を持った塗料のことです。
また、通常の塗料よりも耐用年数が比較的長いことでも知られています。
光触媒塗料には原料として酸化チタンが含まれており、それが紫外線に反応することで光触媒作用という化学反応を発生させます。
そして、塗膜の表面にある有機化合物によってできた汚れを炭酸ガスに分解するのです。
さらに、酸化チタンが紫外線に反応すると、塗膜にある水分を弾きにくくする性質の「親水性」が高くなります。
この親水性が高まることによって、雨による水分が塗装の奥の方まで流れ込みやすくなり、汚れを洗い流してくれます。
□光触媒塗料のメリットとデメリットをご紹介!
光触媒塗料の基本情報をお伝えしたところで、続いては光触媒塗料を使用するメリットとデメリットをご紹介します。
*光触媒塗料のメリット
まずメリットとして挙げられるのは、雨水で汚れが勝手に落ちるセルフクリーニング機能があることです。
この機能があることは、光触媒塗料の最大のメリットとも言えるでしょう。
たとえ汚れてしまっても、雨水が塗装の中に流れ込むことで自然と綺麗にしてくれます。
そのため、外壁のメンテナンスの手間が省け、手入れがとてもしやすくなります。
さらに、優れた耐久性を持っていることもメリットの1つです。
通常であれば、紫外線は外壁にとって劣化の原因となりますが、光触媒塗料は反対に光触媒塗料を利用してあらゆる機能を発揮します。
つまり、光触媒塗料は紫外線による劣化が起こりにくいのです。
また、光触媒塗料は抗菌作用を備えているため、周辺の空気を綺麗にしてくれます。
光触媒塗料に紫外線が当たると活性酸素が発生し、それが空気を綺麗に浄化する機能を持っています。
現在では、コロナウイルスが出てきたことにより、抗菌作用を求めて光触媒塗料を取り入れる方も増えています。
*光触媒塗料のデメリット
光触媒塗料を使用する際に注意しておきたいのは、全ての汚れをセルフクリーニングできないことです。
例えば、鳥のフンや粘ついた液体など、過度に汚れているものは全てを雨水では洗い流せません。
その場合は、自分の手で拭き取るか、水で洗うようにしましょう。
また、光触媒塗料は紫外線に反応することで機能を発揮するため、日当たりが悪い場所ではあまり効果が感じられない可能性があります。
そのため、光触媒塗料を使用する場合は、日光がよく当たる場所を選ぶことが大切です。
□まとめ
今回は、光触媒塗料の基本情報や、使用するメリットとデメリットを解説しました。
光触媒塗料は、抗菌作用やセルフクリーニング機能など、生活をする上で便利な機能を持つ優秀な塗料です。
しかし、紫外線があまり当たらない場所では効果がうまく発揮されないため、使用する際は環境が適しているかを確認しましょう。
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