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破風とはどの部分のこと?塗装方法も併せて解説します!
2022年06月24日(金)
家屋の修繕を頼む際に、破風(はふ)と呼ばれる聞きなれない箇所を耳にしたことはありませんか。
日常生活では意識しない箇所であるため、実態を知っている方は少ないでしょう。
今回はそのような方に向けて、破風にはどのような役割があるのか、塗装を頼む際にはどのような手順になるのかを解説します。
※上記図:リフォームジャーナル参照
□破風について解説します!
破風とは、屋根の妻側部分の場所を指します。
分かりやすく言うと、普段目にする家屋の先端部分です。
この部分に取りつけられた板のことを破風板と呼び、屋根と壁の間にあたる重要な部分です。
破風には主に3つの役割があります。
1つ目は、雨や風を防ぐことです。
建築物の屋根は、上からの雨や風に対しては頑丈な構造になっています。
しかし、横や下からの風には弱いです。
この弱点を補強するのが破風の役割で、屋根裏に水が浸入することを防ぎます。
2つ目は、雨樋(あまどい)の基礎の部分であることです。
雨樋は雨水が壁を伝うことなく、地面に流れるために必要な部分です。
雨水が外壁に触れるのを軽減するため、外壁が劣化することを防げます。
つまり、住居の耐久性を高めることに繋がります。
3つ目は、防火性を高めることです。
室内で火災が発生した場合、窓から上がった火が軒に引火するのは想像以上に早いです。
その際に、破風板があると防護壁のような役割を果たします。
これにより、屋根裏に火が回るのを少し遅らせられます。
□破風板の塗装手順について解説します!
破風板の塗装作業は高い場所で行います。
そのため、素人の方が作業した場合、落下して大けがを負う可能性が高いです。
安全のためにご自分の手で塗装するよりも、専門業者を呼んだ方が良いでしょう。
闘争手順は、大きく4段階に分けられます。
初めに破風板の洗浄です。
板の表面についているホコリや汚れの洗浄をしてから作業を始めます。
次に、下地処理です。
新しく塗る塗料が密着するようにサンドペーパーを使用して、元の塗膜を綺麗に除去します。
次に、下塗りです。
下地を塗ることで、材料と塗料の密着を促します。
これは完成したときの質を左右する大切な工程です。
最後に上塗りです。
下塗りが乾いたら、塗料で上塗りをします。
通常は2回塗りをすることで、しっかり塗料が密着するようにします。
□まとめ
今回は破風にはどのような役割があるのか、塗装を頼む際にはどのような手順になるのかを解説しました。
プロタイムズ宇治店では多くのプランを用意しております。
屋根の修繕でお困りの場合は、どうぞお気軽にご相談ください。
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