みなさんはalc外壁についてご存知でしょうか。
今回は、alc外壁とは何か、alc外壁にひび割れが入った場合の補修方法をご紹介します。
alc外壁のひび割れ補修方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

□alc外壁とは何かご紹介します！

alcは、英語でAutoclavd Lightweight aerated Concrete（高温高圧蒸気で養生された軽量気泡コンクリート）の頭文字を取ったものです。
簡単にいうと、セメントや生石灰などを原料としているパネル状の外壁材のことです。
alcは以下の特徴があります。
・気泡を作って空気の層を生み出すため、外部からの熱を遮断する断熱性や湿度を保つ調湿性が高い
・気泡が音を取り込むため、遮音性が高い
・気泡が熱の伝達を抑えるため、耐火性がある
・水に浮くほど軽いので、建物への影響が少なく、耐震性に優れている
alc外壁は、耐用年数が50年程度と言われており、災害のようなトラブルを除けば心配は少なく、外壁以外の場所でも多く使用できます。

□実際にalc外壁にひび割れが入った場合の補修方法をご紹介します！

alc外壁も他の外壁と同じように、なんらかの原因でひび割れが生じてしまいます。
ここからは、実際にalc外壁にひび割れが入った際の補修方法をご紹介します。
ひび割れは、部材の収縮や気温気候の影響、自然災害等で経年劣化とともに発生します。
大きなひび割れは、プロタイムズ宇治店のような専門業者に依頼することをおすすめしますが、小さいひび割れは経過観察しても大丈夫です。

幅が0.5ミリ以下、深さ4ミリ以下のひび割れの補修をご紹介します。
初めに知っておきたいことは、alc外壁が内部に多くの気泡を含んでいるため、衝撃に弱いことです。
補修を行う際にも慎重に行う必要があります。
補修材を内部に入れられるように、外壁材をU字型に切って補修材を密着できるようにします。
ひび割れの幅をU字型に拡張した部分に補修材を入れます。
補修材を入れたら、ヘラでalc外壁に馴染むようにすると、補修完了です。

□まとめ

今回は、その中の一つである多くのメリットをもつalc外壁とは何か、alc外壁にひび割れが入った補修方法をご紹介しました。
alc外壁のひび割れ補修方法を知りたい方の、参考にしていただけると幸いです。
外壁補修のご依頼や、補修について悩んでいる場合は、お気軽にプロタイムズ宇治店までご相談ください。