今のキッチンの向きが不便だと感じている方はいらっしゃいませんか。
キッチンは料理をされる方はほとんど毎日使用されるので、少しでも不便に感じてしまうと毎日ストレスを抱えることになります。
そこで今回は、キッチンの向きを変えるリフォームについて、費用と注意点を解説します。
今のキッチンが不便だと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

□キッチンの向きを変えるリフォームにかかる費用とは？

キッチンの向きを変えるリフォームには大きく分けて二つのリフォームがあります。
1つ目は、キッチンの向きを90度回転させるリフォームです。
回転させるだけのリフォームなので、床の補修を含めても50万円前後で施工できます。

ただ、床を全面的な補修しなければならない場合や排水管の工事がある場合には、50万円前後よりも費用がかかります。
そのため、キッチンの向きを90度回転させるリフォームにかかる費用は、低くて50万円前後、リフォームの規模が大きくなる場合は100万円程度増えることもあるので、50万円から150万円だと考えておきましょう。

2つ目は、壁面キッチンを対面式キッチンに変更する、もしくは対面式キッチンを引面キッチンに変更するリフォームです。
1つ目の90度回転させるリフォームと異なり、換気扇の場所を変更したりキッチンに通路を作る必要があるため、工程が多くなります。
工程が多くなるとその工程の多さだけ費用が高くなります。
例えば、床下の給排水菅変更工事、電気・ガス工事が10万円から40万円、床や壁の補修工事が10万円から30万円、廃棄物処分費用が10万円から50万円かかります。

□キッチンの向きを変える場合の注意点とは？

＊住宅の構造によって施工できないこともある

キッチンの向きを変えようと試みても、住宅の構造によって施工できないことがあります。
建物の広さが向きを変えるために足りないこともありますが、特に向きを変える際の妨げになるのは排水管です。
排水管は水が流れるので勾配をつける必要がありますが、勾配をつけるために床下にスペースが必要です。
キッチンの向きを変える際に勾配がつけられないこともあるため、施工できない可能性があります。

＊広さの確保が必要

向きを変えるリフォームで特に広さの確保が必要なのは、壁面キッチンを対面キッチンにするリフォームです。
通路の幅が必要になるので、リビングを圧迫してしまうことも懸念されます。
リフォームしてかえって不便になってしまうといった失敗がないように注意しましょう。

□まとめ

今回は、キッチンの向きを変えるリフォームについて解説しました。
費用については住宅の構造や行うべき工事によって大きく異なります。
リフォームを検討されている方は、お気軽にプロタイムズ宇治店にお問い合わせください。