カビは見た目が悪くなりますし、ひどい場合は取れずにそのまま黒ずむので、なるべくカビは発生させたくありませんよね。
そこで今回は、カビが生える原因とカビが生えにくいお風呂メーカーについて解説します。
カビが生える原因を知ることでカビを予防しましょう。

□お風呂が汚れたりカビが生えたりする原因は？

＊水垢や湯垢によるもの

水垢や湯垢は付着してすぐであれば、軽くこするだけで落とすことができますが、拭き取らずそのまま放置しておくと汚れが付着し取れにくくなってしまいます。

＊石鹸汚れによるもの

石鹸汚れとは、洗面器やお風呂の床や排水口に白くこびりついたぬるぬるした汚れのことです。
石鹸汚れは水垢や皮脂の汚れ、使用したボディソープやシャンプーの洗い流し忘れなどが原因で発生します。
そのため、長期間放置すると汚れを落としづらくなるのでこまめに掃除をして石鹸汚れを落とすようにしましょう。

＊ピンク汚れによるもの

ピンク汚れとは、「ロドトルラ」と呼ばれる赤色酵母のことです。
湿気や汚れの多い場所で発生し、皮脂などを栄養源として繁殖します。
お風呂では主にシャンプー・ボディソープなどのボトルの裏や石鹸受け、お風呂の椅子の裏など常に水分が付着していたり湿度の高くなる場所に発生します。
こまめに汚れを洗い流したり、使用後は水気を拭き取って乾燥させたりするなどの工夫をするようにしましょう。

□カビが生えにくいお風呂メーカーについて

1.TOTO
TOTOの「おそうじ浴槽」は、ボタン1つで浴槽を自動洗浄する機能がついています。
また、壁は「HQパネル」という目地がないものなので掃除しやすく、カビが生えにくく仮に汚れても落としやすい仕様になっています。
他にも「床ワイパー洗浄」というボタン1つでお風呂の床を自動洗浄してくれる便利な機能が搭載されています。
洗浄時に除菌剤をまくのでカビの発生を抑え、床の綺麗さを保ち、長持ちさせることができます。

2.タカラスタンダード
「ホーロークリーンパネル」という汚れが付きにくく落ちやすい素材により作られています。
そのため、シャワーやスポンジで軽くこするだけで汚れを落とすことができます。
「キープクリーンドア」は、掃除をしやすくするために換気口をドア下部から移し、かつドアのゴムパッキンをなくすことで湿度が高くなりにくい構造になっており、徹底したカビ対策を行えます。

□まとめ

カビは湿度や汚れを好みます。
カビが発生する主な原因としては水垢、湯垢によるもの、石鹸汚れによるもの、ピンク汚れによるものなど様々です。
そのため、水分や汚れはこまめに拭き取ったり掃除してぬめりをなくしたりするようにしましょう。
TOTOやタカラスタンダードなどのカビが生えにくいお風呂を選ぶことで、掃除も楽になるでしょう。